【DTM】等ラウドネス曲線について

DTM 音楽

【DTM】周波数、音圧による聴こえ方~等ラウドネス曲線について~

あれ、音量上げたら音質が良くなった

みたいな経験ございませんか?

これは人間の耳が聴きとれる周波数の違いによるものです

人間の耳は20Hz~20kHzまで聴きとることができます、(あくまでも教科書的にはってことです、実際は年齢などにもよりますがもう少し低くなる場合があります)

ですがこれは音量によっても左右されます。

小さな音まで聴くことのできる周波数帯や逆に音を大きくしないと聴こえずらい周波数帯もあります

これをグラフにしたものを等ラウドネス曲線と言います。

等ラウドネス曲線=鈴木-竹島曲線

参照:ウィキペディア: 等ラウドネス曲線 より

この曲線の意味は1kHz以下の音は音量を上げないと聴こえないよーって意味を表しています。

高音も同じく一定の周波数以上になると音量を上げないと聴こえ辛くなることを示しています

詳しく知りたい方は↓

竹島先生の参考文献:等ラウドネス曲線(音の大きさの等感曲線)の精密決定に関する研究
リットミュージック:ラウドネスとは何か?

※今記事主体で説明補足の為であることをご了承ください

このグラフを見る限りだと、低音と高音は音量を下げると聴こえ辛くなってしまいます。

そうした音質の劣化を補償する機能でラウドネスというものが付いたオーディオ機器がありますが

この機能で低音と高音を強調することができるそうです。

この機能は使うべきところで使わないと再生音がイマイチになるので必要ないときはラウドネス機能は使わないほうが良いとのことです

DTMerであれば自分でBassレベル、trebleレベルを調整してからマスターを上げるなどして普段から調整し耳を鍛えるべきか…

今回は音量による周波数帯での聴こえ方についての内容でした

DTMでも生かせるように頑張るか…

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